糖尿病の分類
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糖尿病の分類

糖尿病には病気の原因になる健康状態、生活習慣など多くの要因があります。
糖尿病になる原因別に大きく4つの種類にわけることができます。

Ⅰ. 1型

膵β細胞の破壊、通常は絶対的インスリン欠乏に至る
A. 自己免疫性
B. 突発性

Ⅱ. 2型

インスリン分泌低下を主体とするものと、インスリン抵抗性が主体で、それにインスリンの相対的不足を伴うものなどがある

Ⅲ. その他の特定の機序、疾患によるもの

A. 遺伝因子として遺伝子異常が固定されたもの
①膵β細胞機能にかかわる遺伝子異常
②インスリン作用の伝達機構にかかわる遺伝子異常

B. 他の疾患、条件に伴うもの
①膵外分泌疾患
②内分泌疾患
③肝疾患
④薬剤や化学物質によるもの
⑤感染症
⑥免疫機序によるまれな病態
⑦その他の遺伝的症候群で糖尿病を伴うことの多いもの

Ⅳ. 妊娠糖尿病

日本糖尿病学会糖尿病診断基準に関する調査検討委員会:糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告
糖尿病53:455.2010より引用


1型糖尿病とは

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自己免疫反応異常やウイルス感染によりすい臓のインスリンを出す機能を破壊してしまうタイプと原因不明の突発性タイプの2種類があります。いずれのタイプもすい臓の機能がほとんど機能していない為にインスリン投与が必要となります。
10代や20代の若年層に発症するケースが多かったのですが近年ではどこの年代にも当てはまるようになり、注意が必要になっています。
ただ最近では遺伝との関連性も認められており、発症のメカニズムの解明が期待されております。


2型糖尿病とは

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日本人の約95%は2型糖尿病と言われており、遺伝的な要因と環境的な要因が混在しております。
特に血縁者に糖尿病を発症した人がいる場合は普通の人よりも糖尿病の発生確率が高くなります。環境的要因は、運動不足や食生活の偏り、過度なストレスなど生活習慣によるものが原因です。脳卒中や心筋梗塞などと合わせて「生活習慣病」と言われております。
2型糖尿病の場合には食事療法や運動療法で改善できる人もいますが、それでも効果が見えない場合にはインスリン注射などで経過をみていきます。
患者さん一人ひとり治療療法が異なるのが特徴です。